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診療時間 | 月曜・火曜・木曜・金曜 9:30~13:00/14:30~19:00 土曜 9:30~13:00/14:30~17:00 日曜 10:00~13:00 |
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休診日 | 水曜・祝日(日曜は隔週で休診です) ※講習会参加などのため、診療を行う日曜は毎月変動します |
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「開咬(かいこう)」または「オープンバイト」は、歯を噛み合わせたときに、上と下の前歯が当たらない状態です。
日常生活で次のような症状があれば、開咬(オープンバイト)の可能性があります。
開咬の方は、いつも無意識に舌を前歯に押し付けている場合があります。
特に、上下の前歯の間に舌を入れてしまう「舌突出癖(ぜつとっしゅつへき)」はオープンバイトの大きな原因です。
他にも、舌で前歯の裏を頻繁に触ったり、飲み込むときに舌を前歯に挟んだりといった「舌癖(ぜつへき)」が原因で開咬になるケースが多く見られます。
今の癖だけでなく、過去の癖が影響しているケースもあります。
例えば、幼少期に「指しゃぶり」や「爪を噛む癖」があった人は要注意です。
これらの癖によって前歯が歯茎の中に沈み込んでしまい、開咬(オープンバイト)になることがあります。
奥歯に高さがあるために前歯が閉じにくく、オープンバイトになっているケースもあります。
歯が順番に生え変わる過程で、前歯と奥歯のバランスが悪くなってしまったことが原因です。
噛むたびに奥歯に大きな負担がかかるので、噛み合わせにも問題が起きやすいと言えます。
開咬(オープンバイト)をそのままにすると、どのようなリスクがあるのでしょうか。
開咬は前歯が閉じないため、いつもポカンと口が開いているように見えがちです。
そのため「口元が緩んで見える」と、周囲に与える印象を気にされる方は少なくありません。
また、上下の前歯がくっつかないことで、お顔の鼻から下が間延びして見える場合も。
緩んで見える口元がコンプレックスで、手で隠して笑ったり、マスクをつけているほうが楽と感じたり…。そうした小さなストレスの積み重ねは、生活の質を下げる一因になります。
開咬では「サ行」や「タ行」を発する時に、上下の前歯の間から空気が漏れやすくなります。
はっきりと発音することが難しいので、「舌足らず」と言われてコンプレックスを感じる場合も。
うまく聞き取ってもらえない不安から、「人前で話すのが苦手」と悩まれる方もいらっしゃいます。
オープンバイトは前歯が浮いているので、食事の際に奥歯だけで噛んでしまいます。
すると、前歯と奥歯にかかる力のバランスが崩れ、奥歯を支えるあごに不自然な力が加わることに。
あごの関節に負担がかかり続けるので、顎関節症(がくかんせつしょう)を発症するリスクが高まります。
開咬の人は前歯でうまく噛めないため、噛む力が奥歯に集中します。
結果として奥歯の表面がすり減り、だんだん脆くなってしまうのです。
過度に負担がかかった奥歯は欠けたり抜けたりしやすく、将来的に歯を失う確率が高くなります。
開咬(オープンバイト)の多くは歯列矯正で改善できます。
歯列矯正には、大きく分けて次の2つの方法があります。
透明なマウスピースを使って歯を少しずつ動かしていく方法です。
装置をつけていることがほとんどわからず、矯正中の見た目が気になりません。
そのため、お仕事で接客をされる方や、矯正していることを周囲に知られたくない方によく選ばれています。
また、マウスピースは自由に取り外せるので、歯磨きや食事の邪魔にならないのもメリットと言えます。
ただし、1日20~22時間の装着時間を守らないと矯正の効果が出にくいので注意が必要です。
歯の表面にブラケットを取り付け、そこにワイヤーを通して歯を動かす方法です。
弾性のあるワイヤーを使うため、比較的短い期間で効率よく歯を動かせます。
一方で、矯正中は装置を歯に付けたまま過ごさなければならず、見た目が気になるのがデメリットです。
開咬(オープンバイト)を治すのは、矯正治療の中でも特に難しいとされています。
治療後に後悔しないために、開咬治療でよくある失敗例を知っておきましょう。
特に、値段の安い矯正法で起こりやすい失敗です。
安価な矯正は、大半が「前歯だけ」を動かす部分矯正です。安くて選びやすいのですが、開咬(オープンバイト)の治療には向いていません。
なぜなら、開咬の要因は奥歯にもあるからです。前歯だけを動かしても根本的な解決にならないため、やがて開咬が再発してしまいます。
開咬をしっかりと治すなら、奥歯を含めたお口全体の矯正を選ぶのが良いでしょう。
「オープンバイトの治療をしたらあごが痛くなった」というケースがよく見られます。
開咬を改善したつもりが、前歯と奥歯のバランスが崩れて噛み合わせが悪くなってしまったパターンです。
矯正治療は「見た目を良くするもの」と考えられがちですが、何よりお口の健康が第一。
審美性だけに注力しすぎて、お口本来の噛む力を損なってしまっては意味がありません。
開咬の矯正を希望される方は、見た目にお悩みの場合が多くあります。
そのため、治療のゴールが「上と下の前歯をくっつけること」になりがちです。
しかし開咬・オープンバイトの本当の問題点は、前歯で噛めない分、奥歯に負担が偏ること。
前歯がきれいに整うのはもちろんですが、奥歯の噛み合わせと一緒に治療しなければ、健康上のリスクが残ってしまいます。
矯正治療で開咬・オープンバイトを改善するなら、お口全体をしっかりと診て治療計画を立ててくれる歯科医院を見つけましょう。
開咬・オープンバイトの原因の多くは、幼少期から続くお口の「癖」です。
しかし中には、先天的に骨格に問題があるケースもあります。
歯科矯正は基本的にオーダーメイドの治療です。
誰かにとって良い治療が、自分にとっても良いとは限りません。
開咬の原因も、噛み合わせの状態も人それぞれです。大切なのは、自分のお口がどんな状態かを知り、信頼できる歯科医師と相談しながら治療を進めること。
提案された治療法について担当医に尋ねるときは、特に以下の点を意識すると良いでしょう。
自分に合った治療方法がわからない方に向けて、無料カウンセリングも行っています。
ここまでご紹介したポイントやリスクを踏まえ、当院がおすすめしているのがマウスピース矯正「インビザライン」です。
インビザラインは、前歯だけでなく、奥歯の噛み合わせまで改善できるマウスピース矯正です。
ここでは、インビザラインが開咬・オープンバイト治療に向いている理由をご紹介します。
舌を前歯に挟む癖などにより、前歯が歯茎の中に押し込まれているケースがあります。
その場合は、前歯を引っ張り出す「挺出(ていしゅつ)」が必要です。
数多くのマウスピース矯正が登場していますが、実はこの挺出ができないものがほとんど。
インビザラインは、専用のアタッチメント(歯に取り付ける小さな突起)をつけることで効率よく前歯を引っ張り出せる点がメリットです。
奥歯が伸びすぎているタイプの開咬では、奥歯を歯茎の中に押し込む「圧下(あっか)」が必要です。
奥歯を削って低くする方法もありますが、歯の寿命を縮めてしまいかねません。
インビザラインでは、装置をつける際に歯を歯茎側に押し込む力が働きやすいので、奥歯を圧下できる点がメリットです。
これにより、前歯と奥歯のバランスを整えながら開咬を改善できます。
開咬の治療では、奥歯の噛み合わせの調整が必要なケースも少なくありません。
噛み合わせの治療では、上下の歯がうまく噛み合うように奥歯を動かす必要があります。
インビザラインは、奥歯をお口の奥のほうへ移動させるのが得意です。親知らずを抜いたスペースを有効に使って噛み合わせを調整していきます。
開咬の矯正治療について、吉祥寺壱番館歯科医院では無料相談を実施しています。
マウスピース矯正「インビザライン」による矯正のシミュレーションも可能です。気軽にお問合せください。
東京医科歯科大学大学院で矯正関係の研究に携わった経歴を持つ院長が矯正治療を担当します。
無料相談(カウンセリング)をご予約いただいた方に、「簡易シミュレーション(2,200円 税込)」をご提供しています。
最新の口腔内スキャナーでお口の中をスキャンし、データに基づき矯正後の歯並びをシミュレーション。
治療後の姿をイメージしやすくすることで、矯正治療への不安を少しでも軽くできるよう努めています。
さらに詳しくシミュレーションをされたい方は、精密検査を行い、0.1mm単位で歯の動きを見られる「詳細シミュレーション」も可能です。
治療前シミュレーションにかかる費用
カウンセリング | 無料 |
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簡易シミュレーション | 2,200円(税込) |
精密検査(歯科用CT) | 8,800円(税込) |
インビザライン・フル/コンプリヘンシブ(上下)
治療費総額 (税込) | 分割払い (デンタルローン) |
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877,800円 | 月9,600円(※)~ |
インビザライン・ライト(軽度の開咬に対応)
治療費総額 (税込) | 分割払い (デンタルローン) |
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547,800円 | 月6,000円(※)~ |
※120回払いの場合
残念ながら、ご自身だけで開咬を治すのは難しいと言えます。
開咬(オープンバイト)は、日々の習慣や奥歯の噛み合わせなどの問題が複雑に絡み合って起きる症状です。
自分で治そうと無理な力を加えると、かえって症状を悪化させる恐れもあります。
早期に対処することで将来のリスクを減らせますので、お早めに歯科医師へご相談ください。
見た目の改善を目的とする矯正治療は、基本的に健康保険が適用されません。
そのため費用が高額になりがちで、治療に踏み出せない患者さまも多くいらっしゃいます。
開咬(オープンバイト)を治療すると、以下のようなお顔の変化が期待できます。
歯科矯正によってお顔のイメージが変わることは少なくありません。
矯正前のカウンセリングでは、ぜひご自身の理想のイメージをお伝えください。歯科矯正で希望を叶えられるよう、一緒に考えていきましょう。
無料の矯正相談を実施中です。実際にお口の中を拝見し、歯並びについての疑問にお答えします。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:30~13:00 | ○ | ○ | ─ | ○ | ○ | ○ | ◆ |
14:30~19:00 | ○ | ○ | ─ | ○ | ○ | ▲ | ─ |
休診日:水曜・祝日(日曜は隔週で休診です)
※講習会参加などのため、診療を行う日曜は毎月変動します
◆10:00~13:00 ▲14:30~17:00
JR「吉祥寺駅」中央口よりバス7分、JR「吉祥寺駅」より徒歩12分
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月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | ─ | ○ | ○ | ○ | ◆ |
午後 | ○ | ○ | ─ | ○ | ○ | ▲ | ─ |
午前 9:30~13:00 ◆10:00~13:00
午後 14:30~19:00 ▲14:30~17:00
休診日:水曜・祝日
(日曜は隔週で休診です)
※講習会参加などのため、診療を行う日曜は毎月変動します