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休診日 | 水曜・祝日(日曜は隔週で休診です) ※講習会参加などのため、診療を行う日曜は毎月変動します |
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本ページでは、八重歯とはどのような状態かの説明から、原因と治療方法まで、やさしく解説いたします。
八重歯とは、犬歯(前から3番目の歯、糸切り歯)が他の歯よりも前に出っ張っている状態を言います。
また、歯並びが全体的にガチャガチャしていることをガチャ歯とも言い、ガチャ歯と呼ぶ場合は、八重歯も含んでいるケースがほとんどです。
犬歯(前から3番目の歯、糸切り歯)は、永久歯の中でも生えるのが遅い歯のひとつです。そのため、犬歯が生える頃にはすでに他の歯が並び終えていて、あごの中のスペースが埋まっていることが少なくありません。
生えるためのスペースが不足していると犬歯は本来の位置に収まりきれず、歯列の外側や前方に飛び出して生えてしまいます。
これが、いわゆる「八重歯」や「ガチャ歯」の原因のひとつです。
実は八重歯は「美人の悲劇」とも言えるかもしれません。なぜなら、その主な原因は「小顔」や「あごが小さい」ことにあるからです。
八重歯は「見た目の問題」として語られることが多いですが、実際には心理的なコンプレックスを生むだけでなく、お口の健康にまで影響を及ぼすリスクがあります。
健康面への影響は以下です。
歯が重なったり飛び出したりしていると、清掃が行き届きにくくなるため、慢性的なお口のトラブルに発展するリスクが高まります。
八重歯は単なる見た目の問題ではなく、お口の健康全体に関わる重要な問題です。矯正治療で、健康的で美しい口元を手に入れましょう。
八重歯を改善するには、いくつかの矯正方法があります。それぞれのケースに応じた治療法を選ぶことが大切です。
「歯を抜きたくない」というご要望を多くの患者さまからいただきます。実際、軽度から中度の八重歯であれば、抜歯をせずに矯正治療を行える可能性があります。
当院の抜歯をしない矯正アプローチは以下です。
インビザラインによる奥歯の後方移動
特にインビザラインでは、親知らずを抜いたスペースを利用して奥歯を奥側(後方)に移動させ、前歯のためのスペースを確保できます。
IPR(歯の切削)
歯と歯の間の一部をわずかに削り、スペースを作る方法です。
約0.1〜0.5mmと微量であれば、健康への影響は最小限に抑えられます。
ただし、これらの方法でもスペース確保が難しいと判断した場合は、抜歯が必要なケースもあります。あらかじめご理解ください。
どのような場合に抜歯が必要なのでしょうか?主な判断基準は以下です。
抜歯を行う場合、通常は左右対称に前から4番目の小臼歯(しょうきゅうし)を抜くことが多いです。これにより、前歯を後方に移動させるための十分なスペースが確保できます。
抜歯の判断は慎重に行い、患者さまとの十分な相談の上で決定します。
八重歯の矯正治療として、当院が特におすすめしているのがマウスピース矯正「インビザライン」です。
透明なマウスピースを使用するこの治療法には、以下のメリットがあります。
インビザラインは透明で目立たないことに加え、取り外しができる点が最大の魅力です。
ここでは、インビザラインによる矯正治療の、カウンセリングから治療完了までのおおまかな流れをご紹介します。
1.無料相談
治療後の歯並びをイメージできる簡易シミュレーションも可能です。
※簡易シミュレーションをご希望の場合は2,200円で実施できます。
2. 精密検査
3.治療計画(クリンチェック)
精密検査でデータが得られましたら、それをもとに院長自らが治療計画を策定いたします。
4.ご契約
ご納得いただけましたら、治療をお申込みください。
5.治療開始
6.治療の経過観察
歯がきちんと動いているか経過を観察するため、月に1~2回の通院をお願いしています。
7.治療終了
歯並びの状態によりますが、インビザラインを用いた矯正治療は6か月〜2年半ほどで終了します。
8.保定期間に移行
治療で動かした歯は元の位置に戻ろうとする傾向(後戻り)があるため、矯正後の位置を維持し安定させる目的で「リテーナー(保定装置)」を装着いただきます。
治療の流れをあらかじめ知っておくことで、不安を軽減してから一歩を踏み出していただけると思います。
「自分の歯並びでもできるのかな?」という方は、まずはお気軽にご相談ください。
矯正治療は専門性の高い治療です。八重歯の治療において避けたい失敗例と注意点をご紹介します。
八重歯の治療においてよくある失敗が、「スペース不足で歯が並びきらない」ことです。
特にあごが小さい場合、歯を並べるスペースの確保が大切なポイントです。
スペースが足りないと、いつまで経っても歯がきれいに並びません。
特に経験の浅い歯科医師の場合、これらの判断を誤るケースがあります。
当院は、17年(※)の矯正経験を持つ院長が詳細な診断と精密な治療計画を立て、適切なスペース確保を行うことで、確実に歯を並べるよう努めています。
※2025年現在
IPR(Interproximal Reduction)とは、歯と歯の間を少量削って隙間を作る方法です。適切に行えば安全な処置ですが、経験不足の歯科医師が行うと以下のような問題が生じることがあります。
審美性の低下
歯を削りすぎた場合、歯の形が不自然になり、「ピアノの鍵盤」のように見えてしまう失敗治療に終わることもあります。
当院の場合、IPRを行う際は最小限の量(0.1〜0.5mm程度)にとどめ、エナメル質の範囲内で行うことを原則としています。
拡大床(歯列を広げる装置)は、歯並びのスペースを確保するために使われることがあります。しかし、不適切な使用は以下のような問題を引き起こす可能性があります。
過度な拡大
歯列を必要以上に広げると、口ゴボ(口元が前に突出した状態)になることもあります。
噛み合わせの悪化
奥歯の位置関係が崩れ、食事に支障をきたすことがあります。
顎関節への負担
不自然な噛み合わせが顎関節症(がくかんせつしょう)の原因になることも否定できません。
拡大床の使用には高度な専門知識と経験が必要です。
歯並びの乱れが重度の場合、今まで述べた方法では十分なスペースが確保できないため、抜歯が必要になることがあります。
具体的には前から4番目の歯を抜いて、前歯を並べるスペースを生み出します。
ここで注意したいのが「奥歯を動かせない」という問題です。奥歯の移動には高度な技術が必要です。特に「キレイライン」などの一部のマウスピース矯正では奥歯を十分に移動できないため、抜歯矯正に対応できないことがあります。
しかし当院の扱っているマウスピース矯正「インビザライン」ですと、奥歯の移動にも対応。美しい仕上がりを目指します。
マウスピース矯正中は、通常よりも虫歯のリスクが高まります。
普段私たちの口の中は、唾液によって常に洗浄されています。
ところがマウスピースを装着すると、唾液が歯の表面に行き届かない状態になり、歯に付着した汚れが洗い流されにくくなります。
知らないうちに虫歯になっていた、ということも少なくありません。
このような失敗談は、矯正専門医院で治療を受けた方からよく聞きます。矯正だけに注力して、虫歯の予防にまで配慮していないことがあるからです。
矯正治療中の虫歯は治療の遅延につながるため、予防が非常に重要です。
当院は総合歯科医院として、矯正治療中の虫歯予防にも力を入れています。
当院の八重歯矯正の特徴をご紹介します。
矯正治療は定期的な通院が必要です。矯正歯科医院選びの際は、通いやすさも重要なポイントです。
当院は、JR「吉祥寺駅」中央口からバスで約7分、徒歩でも12分ほどと通いやすい立地にあります。
平日は19:00まで診療しており、お仕事や学校帰りでも通えます。
土曜は17:00まで、隔週で日曜日も10:00から13:00まで診療を行っているため、忙しい方でもライフスタイルに合わせて通院しやすい体制です。
当院は、院長をはじめ、スタッフが自ら矯正治療を経験しています。
そのため、「私も同じ経験をしました」と、リアルな声をお伝えでき、矯正患者ならではの悩みや質問にもお応え可能です。
矯正治療は長期にわたるため、担当の歯科医師やスタッフとの信頼関係が重要です。
気持ちが分かる人がそばにいる、そんな環境で矯正治療を始めてみませんか?
八重歯の矯正治療は、高度な専門性と経験が必要です。
院長は矯正治療で17年(※)の経験があり、 数多くの症例を手がけてきました。
矯正関係の研究や学会発表の経験も豊富で、日本マウスピース矯正歯科研究会の東京都理事も歴任。
また、豊富な症例実績のある矯正歯科医師として、「プラチナプロバイダー」の認定をインビザライン社から受けています。
矯正治療の豊富な経験を持つ院長が、複雑な八重歯にお悩みの患者さまのご要望にお応えいたします。
※2025年現在
当院では「なるべく抜歯をしない」方針で矯正治療を行っています。以下のような柔軟なアプローチで、可能な限り抜歯を避ける判断をしています。
それでも抜歯が必要なケースでは、事前のシミュレーションで比較・検討します。
当院で治療した八重歯の症例をご紹介します。ビフォーアフター写真とともに、どのように改善されたかをご覧ください。
出っ歯が気になり来院された患者さまです。診察すると、八重歯や歯並びの凹凸も確認できました。
そこで、歯並び全体を矯正できる「インビザラインフル/コンプリヘンシブ」をご提案。
奥歯を後方に動かし歯を並べるスペースを確保し、非抜歯にて、気になっていた出っ歯や八重歯、凹凸のある歯並びを整えました。
治療の結果
※撮影環境や閲覧環境により、明るさ・色調に差がある場合があります。
主訴 |
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出っ歯・八重歯を治したい |
治療内容 |
マウスピース矯正インビザラインフル/コンプリヘンシブにて非抜歯矯正 |
治療期間・回数 |
1年8か月・8回 |
治療費 |
767,800円(税込) ※治療当時の費用です。 |
リスク・副作用 |
マウスピースの装着時間を守らないと治療結果や治療期間に影響が出ます。 矯正治療が完了した後は後戻りを防ぐために保定装置を装着します。 |
八重歯の矯正治療に関して、患者さまからよくいただくご質問とその回答をまとめました。
Q: 「八重歯の矯正には必ず抜歯が必要なのでしょうか?」
A: 症例によります。軽度~中度なら、インビザラインの「奥歯の後方移動」により、抜歯なしで治療できる場合もあります。
ただし、重度の八重歯やあごが小さい場合は、抜歯が必要なこともあります。
Q: 「矯正治療は痛いと聞きますが、実際どの程度痛みますか?」
A: マウスピース矯正「インビザライン」は、従来のワイヤー矯正に比べて痛みが少なめです。
新しいマウスピースに交換した直後は、軽い違和感を覚えることがありますが、数日で和らぎます。
Q: 「八重歯の矯正治療はどのくらいの期間が必要ですか?」
A: 症例の難易度によって異なりますが、おおよそ数か月から最大2年半程度です。
正確な治療期間は詳しく検査した上でお伝えします。
「自分の八重歯も治る?」「仕上がりのイメージが知りたい」など、気になることは無料相談でご質問いただければと思います。
無料相談では、現在の歯並びの状態や治療の選択肢を丁寧にご説明します。気になる部分やご希望も遠慮なくお話しください。
ご希望の方には、簡易シミュレーション(2,200円)も対応可能です。
無料の矯正相談を実施中です。実際にお口の中を拝見し、歯並びについての疑問にお答えします。
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