〒177-0054 東京都練馬区立野町7-9 1F
JR「吉祥寺駅」中央口よりバス7分
JR「吉祥寺駅」より徒歩12分

電話での問合せ・無料相談予約

0120-597-547
診療時間
月曜・火曜・木曜・金曜 9:30~13:00/14:30~19:00
土曜 9:30~13:00/14:30~17:00
日曜 10:00~13:00
休診日
水曜・祝日(日曜は隔週で休診です)
※講習会参加などのため、診療を行う日曜は毎月変動します

横顔や出っ歯の印象を整える
口ゴボ矯正

口ゴボのイラスト

本ページでは、「口ゴボとはどういう状態か?」「原因や治療法にはどんなものがあるのか?」といった疑問にお答えしながら、口ゴボ矯正のポイントについて説明いたします。

【目次】

口ゴボ(上下顎前突)とは

上下の前歯が前方に飛び出して見える「口ゴボ」は、正式には「上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)」と呼ばれ、横顔のバランスを崩す原因のひとつです。

唇を閉じた状態で横から見ると、口元がボコッと膨らんでおり、鼻の下が延びているような見た目に。

横から見た口ボコの歯並びと口元のイラスト

これらの症状は「口ボコ」や「ゴボ口」とも呼ばれ、コンプレックスに感じてしまう方も少なくありません。実際に当院でも、口ゴボの矯正を希望して来院される患者さまが増えています。

もしかすると口ゴボかも?
セルフチェックで確認

口ゴボかどうか気になる方は、以下のポイントをチェックしてみましょう。

口元がEラインより飛び出しているイラスト
あごに梅干しジワがあるイラスト
  • 口元がEラインより突出している
  • 口を閉じるとあごに梅干しジワができる
  • 唇を閉じづらく、常に口が開きがちである
  • 正面から見ると鼻の下が長く見える

これらの特徴が見られる場合は口ゴボの可能性があります。中には、歯並びがガタガタしている叢生(乱杭歯)や八重歯の症状が併発しているケースも。

口ボコと八重歯・叢生の歯並びのイラスト

もし自分では判断がつかないと感じた方は、ぜひ一度歯科医院でチェックを受けてみてください。

歯並びは良いのに口ゴボ?
よくある誤解とは

歯並びは整っているのになぜか口元が出て見える。
そんな違和感を抱えていませんか?

実は、口ゴボは歯並びの問題だけでなく、あごの骨格や上下の歯列の傾きなど、さまざまな要因が重なって起こる症状です。「口ゴボでも歯並びは良い」というケースは珍しくありません。

出っ歯とはどんな状態かを表すイラスト

また「出っ歯」と混同されがちですが、出っ歯は上あごの前歯だけが突出している状態を指すのに対し、口ゴボは上下の歯列とあごの骨が両方とも突出している点で異なります。

いずれにしても、歯列だけでなくあごの状態も含めた総合的な診断が必要です。

口ゴボは治すべき?
健康に与える影響​

「見た目の問題だけなら我慢しよう」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

虫歯と歯周病のイラスト

しかし口ゴボは、見た目の印象だけでなくお口の健康にも影響を及ぼすことがあります。

例えば、口を閉じづらいために口腔内が乾燥しやすいのが一例です。唾液の自浄作用が弱まってしまった結果、虫歯歯周病リスクが高まります。

さらに、口ゴボの患者さまは奥歯の噛み合わせにズレが生じているケースも多く、あごに余計な負担がかかって顎関節症につながる可能性もあるのです。

口ゴボの原因を解説

そもそもなぜ、口ゴボになってしまうのでしょうか?主な原因について詳しく見ていきましょう。

 

あごの小ささによるスペース不足

小顔であごが小さいと、口ゴボになりやすい傾向があります。

スペース不足で歯列がガタガタになっているイラスト

これは、歯を並べるスペースが足りず、並びきらなかった歯が外側へ押し出されてしまうためです。

日本では小顔美人の条件とされますが、あごが小さすぎると歯並びに悪影響を及ぼすことがあります。

歯列矯正が必要になるケースも多く、口ゴボの症状を改善するためには専門的な治療が必要です。矯正治療によって歯並びを整えれば、小顔の良さを活かした美しい口元を目指せます。

奥歯が傾くことで前歯が突出する

奥歯が前歯を押し出て口ゴボになっていくイラスト

前歯の突出が目立つ口ゴボですが、その根本原因奥歯にあるケースも少なくありません。

奥歯が斜めに傾いていると食べ物を噛むたびに斜めの力がかかり、徐々に傾きが悪化していきます。この傾きが周囲の歯を次々と前方に押し出し、やがて前歯の突出につながってしまうのです。

「以前より前歯が出てきた」と感じる方は、奥歯の傾きが原因かもしれません。放置すると出っ歯口ゴボ、ガタガタの歯並びになってしまうリスクがあるため、早めに対処することがおすすめです。

舌の癖や口呼吸などの習慣も要注意

口ゴボの原因には、日常的な習慣も関係しています。たとえば舌を前歯に押しつける癖や口呼吸、子どもの頃の指しゃぶりなどが代表的です。

口ゴボの原因になる子供の指しゃぶりの癖

これらは歯やあごに前方への圧力をかけ、口ゴボの一因となる場合があります。

気づかないうちに口ゴボが進行する可能性もあるため、習慣の見直しも重要です。

  • 私の歯並びはキレイになるの?
  • 治療費や治療期間は?
  • 本当にお顔も美しくなるの?

歯並びの無料相談を実施中。治療後の歯並びをイメージできるシミュレーションも可能です。

口ゴボ矯正の失敗例と注意点

ここでは、よくある失敗例と歯科矯正における注意点をご紹介します。

スペース不足で歯列矯正が長引く

ゴボ口のイラスト

口ゴボの原因が「小顔であごが小さい」ケースは、いわば歯を並べるスペースが不足している状態です。この状態で治療を始めても、前歯が動くスペースがないため歯並びは整いません

スペースが不十分なまま治療を進めた結果、計画通りに歯が動かず治療が長引いてしまうことも…。

また、治療期限が来ても口ゴボが改善されなかったり、仕上がりに不満が残ったりする失敗が起きてしまう可能性もあります。

IPRで歯を削りすぎると知覚過敏に

IPRで必要以上に歯を削ってしまい、知覚過敏すきっ歯になる失敗例もあります。

歯を少量削るIPRのイラスト

IPRとは、歯と歯のあいだを少しだけ削ってスペースを作る方法です。キレイライン等の格安矯正でもよく採用されています。

すきっ歯のイラスト

本来、IPRで削る量は0.1〜0.5mm程度とごくわずかです。軽度のケースならこの量でスペースを確保できますし、見た目や健康に大きな影響はありません。

ただし、中度重度の症例ではより大きなスペースを作る必要があります。経験が浅いと、スペースを確保しようとするあまり過剰に削ってしまう失敗も少なくありません。

削る量が適切でない場合、知覚過敏を引き起こしたり、歯と歯にすき間が生まれてすきっ歯になったりするリスクもあります。

ひどいケースでは、歯が細くなりすぎて、見た目がまるでピアノの鍵盤のようになってしまうという失敗例もあるのです。

拡大床で噛み合わせが悪化

拡大床を使って歯列を広げた結果、上下の噛み合わせが合わなくなってしまう事例も見られます。

歯列を横に広げる拡大床

拡大床

拡大床は、ネジの力を利用して歯列を横に広げ、前歯を並べるスペースを確保する装置です。IPRだけでは必要なスペースを作れなかった際に用いられます。

奥歯の噛み合わせが悪化するイラスト

歯を外側へ押し広げることで前歯の並びを整えようとするのですが、歯列の広がり具合は慎重コントロールしなければなりません。

十分な知識や経験がないと、歯列を過剰に広げてしまい、口ゴボの悪化を招いてしまう懸念もあります。

また、歯列を無理に広げることで奥歯の位置がズレ、上下の噛み合わせ合わなくなるケースも。

「噛み合わせが悪くなって食事や会話が不便になった」という失敗例も珍しくないのです。

抜歯後にすきっ歯を招くリスク

抜歯を伴う矯正治療で奥歯が十分に動かず、すきっ歯になってしまう危険性もあります。

口ゴボの症状が重度のケースでは、IPRや拡大床では十分なスペースが作れないため、抜歯が必要になることがあります。

矯正治療で抜歯する第一小臼歯の位置のイラスト
前歯と奥歯を動かして抜歯後のスペースを埋めるイラスト

その場合、前から4番目の歯(第一小臼歯)を抜歯し、前歯を動かすスペースを確保するのが一般的です。

ただし、抜歯後のすき間をしっかり埋めるには、前歯だけでなく奥歯まで含めた歯の移動が必要。奥歯は特に動かすのが難しく、高度な技術が求められます。

スキルや経験が不十分な場合、奥歯をうまく動かせません。その結果、抜歯後のスペースが埋められず「すきっ歯」になってしまう場合もあるのです。

なお、格安マウスピース矯正軽度が専門で奥歯を動かせません。抜歯に対応していないため、抜歯が必要な中度以上の症例には適していない場合が多いことも覚えておきましょう。

奥歯の傾きを放置して口ゴボが再発

前歯だけを矯正してしばらくしたら、口ゴボが再発してしまった。そんな失敗例も珍しくありません。

口ゴボの根本原因奥歯にある場合、前歯だけの矯正では問題が解決しないためです。

奥歯が前歯を押し出して口ゴボを引き起こすイメージ

前述したように、奥歯が斜めに傾いていると食事のたびにその傾きが悪化し、次第に前歯押し出されてしまいます。前歯だけを整えても斜めになっている奥歯はそのままですから、いずれ口ゴボの状態に戻ってしまうのです。

「昔より口ゴボがひどくなった」という方には、奥歯の傾きが原因のケースが多く見られます。放置すれば傾きはさらに悪化していくため、注意が必要です。

口ゴボや出っ歯でお悩みの方へ

口元の印象を変えたいけれど、どの治療法が自分に合っているのか分からない。そんな不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

歯並びの矯正相談に応じる院長

当院では、口ゴボ出っ歯といった症状の原因を見極めた上で、お一人おひとりに合った矯正プランをご提案しています。

初回カウンセリングは無料ですので、矯正を始めるかどうか迷っている方もお気軽にご相談ください。

口ゴボの治し方

次に、当院で行っている治療法をご紹介します。口ゴボ改善には、その原因やお口の状態に応じた適切な矯正治療が必要です。

ワイヤー矯正によるアプローチ

歯にブラケットを装着し、ワイヤーで力をかけて歯を動かす治療法です。口ゴボを伴う中度〜重度の幅広い歯並び対応できます。

一方で、ワイヤー矯正の装置が目立つこと、違和感があること、食事がとりづらいなどのデメリットもあります。ご自身の生活スタイルや治療の優先順位を踏まえて、無理のない方法を選ぶことが大切です。

マウスピース矯正(インビザライン)
を用いた改善方法

マウスピース矯正「インビザライン」は、透明なマウスピースを使って歯を少しずつ動かす歯科矯正です。

目立ちにくく、装着時の違和感が少ないのが特徴で、見た目を気にする方に好評です。

マウスピースは取り外しが可能なため、食事や歯磨きがこれまで通り行える点もメリット。また、痛みが少ない上に金属アレルギーの心配もありません。

奥歯を後方に動かせる
インビザラインがおすすめ

ゴボ口の矯正にもおすすめのマウスピース型矯正装置

当院ではマウスピース矯正「インビザライン」をおすすめしています。奥歯後方に動かせる特徴を持ち、口ゴボ矯正にも効果的だからです。

インビザラインは奥歯を奥側へと移動する「遠心移動」ができます。前歯が並ぶための十分なスペースを作れるため、小顔であごが小さい方でも歯並びをきれいに整えられるのです。

インビザラインのメリットやデメリットについて、以下ページで詳しくご紹介しています。

  • 私の歯並びはキレイになるの?
  • 治療費や治療期間は?
  • 本当にお顔も美しくなるの?

歯並びの無料相談を実施中。治療後の歯並びをイメージできるシミュレーションも可能です。

マウスピース矯正(インビザライン)
の期間と費用

インビザラインを用いた治療期間と費用の目安についてご案内します。

口ゴボ矯正にかかる治療期間

症状の程度によって治療に要する期間はさまざまです。当院で採用しているインビザラインでは、以下のような目安があります。

  • インビザライン・ライト(軽度の症例向け):6か月~1年
  • インビザライン・フル(中度~重度の症例向け):8か月~2年半

お口の状態や骨の性質、マウスピースの装着時間などによっても期間は変動します。より正確な治療期間を知りたい方は、ぜひ無料相談をご予約ください。

インビザライン治療の費用

患者さまのお口の状態やご希望に合わせて、2つのタイプのインビザラインをご用意しています。

軽度:インビザライン・ライト

治療費:547,800円(上下) 月々6,000円

中度~重度:インビザライン・フル

治療費:877,800円(上下) 月々9,600円

いずれのプランも、相談料・調整料・リテーナー代は無料です。「途中で追加費用が発生するのでは?」という心配もございません。

分割払いで負担を軽減

電卓を持っている女性

治療費の一括払いが難しい方も安心して治療を始めていただけるよう、デンタルローンをご用意しました。

先ほどの料金表にも記載があるように、インビザライン・ライトの場合は月々6,000円から、インビザライン・フルなら月々9,600円から分割払いが可能です。

治療開始時にまとまった費用を用意する必要がないため、「できるだけ今の生活に無理なく治療を始めたい」という方にとっても安心のプランです。

口ゴボの歯列矯正に関するQ&A

患者さまから寄せられるご質問にお答えします。

Q. 矯正中に虫歯にならないか心配です。予防できますか?

はい、予防できます。

私どもは総合歯科医院として、一般歯科治療も提供しています。矯正治療だけでなく虫歯歯周病の予防や治療も一貫して対応可能です。

虫歯や歯周病のイラスト

マウスピース矯正中はマウスピースによって唾液の流れが遮られやすく、歯の表面に汚れが残りやすいため、虫歯リスクが高まる傾向にあります。

当院では定期的な虫歯チェックと予防処置を並行して行うことで、矯正口腔の健康を両立させています。

Q. 最近前歯が出てきたのですが矯正は必要ですか?

矯正が必要なケースもあります。「以前より前歯が出てきた」と感じる場合、奥歯の傾きが原因である可能性が高いです。

前歯が突出して口ゴボになっていくイメージ

この状態を放置すると徐々に悪化し、歯列矯正が必要になることがあります。前歯がさらに突出して口ゴボの症状が進行するリスクもあるため早めの対処が重要です。

早めに矯正治療を始めることで症状の進行を防ぎ、より短期間・低コストで改善できる可能性も高まります。正確な診断のためにも、まずは一度ご相談にいらしてください。

Q. 口ゴボでも美人に見える人がいるのはなぜですか?

口ゴボと一言で言っても、その程度や他の顔のパーツとのバランスによって印象が大きく変わるからです。

例えば軽度の口ゴボであれば、他の魅力的な要素(目元や輪郭など)が際立つことで、全体として美しく見えることもあります。

興味深いことに、「口ゴボでも歯並びは良い」という方も少なくありません。

ただし、口元の突出が強いと横顔のEラインが崩れたり、梅干しジワができやすくなったりと、見た目に影響が出やすいのも事実です。

きれいなEラインと美しい口元の女性

「自分の理想とする見た目に近づけたい」と思った際は、矯正治療を選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。

  • 私の歯並びは美しく整うの?
  • 治療費や治療期間の目安は?
  • 顔も本当にキレイになるの?

無料矯正相談を実施中です。実際にお口の中を拝見し、歯並びについての疑問にお答えします。

診療時間
9:30~13:00
14:30~19:00

休診日:水曜・祝日(日曜は隔週で休診です)
※講習会参加などのため、診療を行う日曜は毎月変動します
◆10:00~13:00 ▲14:30~17:00

JR「吉祥寺駅」中央口よりバス7分、JR「吉祥寺駅」より徒歩12分
アクセスマップへ

診療時間

 
午前
午後

午前   9:30~13:00 ◆10:00~13:00
午後 14:30~19:00 ▲14:30~17:00
休診日:水曜・祝日
(日曜は隔週で休診です)
※講習会参加などのため、診療を行う日曜は毎月変動します

アクセス

〒177-0054

東京都練馬区立野町7-9 1F